初めてお酒を飲んだとき、どんな状態になったか覚えていますか?
自分はお酒に強い体なのかそうではないのか、お酒を飲んで見なければ分からない、と多くの人が感じているでしょう。だから、初めてお酒を飲むときは、嬉しさと同時に、多少の恐怖も覚えるかもしれません。
実は、お酒を飲まずに、お酒に強い体であるかどうかを知るテストがあるのをご存知ですか。5分程度でできるこのテストで、お酒に対する体の反応を知ることができるので、お酒の飲み方に注意することができます。
方法はいたって簡単です。
用意するものは、絆創膏とお酒、それと時計です。
まず、絆創膏のガーゼ部分にお酒を染み込ませ腕の皮膚の薄い部分、例えば二の腕の内側などに貼ります。その状態で5分経過したら、絆創膏を剥がします。
絆創膏を剥がした後の皮膚の状態を、観察してみてください。
まったく何の変化もない方、絆創膏を剥がしたらガーゼが当たっていた部分が赤くなっていたという方、絆創膏を剥がした直後は症状はなかったのに、数分経過したら赤くなってきたという方、と3種類の反応があります。
まず、まったく変化が無かったという方は、お酒に強い方といえます。次に、絆創膏を剥がしたら既に皮膚が赤く変化していたという方は、お酒に大変弱く、一口飲んでも酔ってしまう可能性がある方です。アルコールはできれば飲まないほうが肝要かと思います。
最後に、絆創膏を剥がして数分してから皮膚が赤くなってきたという方は、二日酔いになりやすい方です。お酒が残りやすい、アルコールの分解に時間がかかる方といえます。
お酒の飲む量とペースには十分注意が必要です。もちろん、お酒に強い方であっても、体調によってはアルコール分解に普段よりも時間がかかるときもあります。自分の体と相談しながら、お酒の飲み方を調節するように心がけましょう。