二日酔いの原因は、摂取したアルコールや代謝過程でできる物質が、体外へ排出されずに、体の中に溜まってしまうことです。

アルコールを摂取するペースにもよりますが、摂取したアルコールの量と、その人の体でアルコールを代謝、分解できる能力との関係で、二日酔いが起こるか否か、また二日酔いがどれくらい続くかが決まります。

アルコールの分解には、肝臓にあるアセトアルデヒド分解酵素が関係していますが、日本人にはこのアセトアルデヒド分解酵素が少ない人が多いようです。そのため、日本人は二日酔いになりやすい人が多いといえるかもしれません。

自分の体が二日酔いになりやすいかどうか、知る方法があれば嬉しいですよね。実は、それを知る公式があります。正しくは、摂取したアルコールが体の外へ排出されるまでにかかる時間を求めるというものです。

これを求めるために必要な項目は、体重、アルコール度数、ならびにアルコール量です。これらを公式に当てはめて求めるのですが、公式の使い方をかえると、二日酔いを予防するには、アルコール摂取量をどれくらいで抑えておけばよいかということも求めることが出来ます。

一般的に、アルコールが代謝され体外に排出されるまでには、平均して7時間前後、場合によっては10時間以上かかることもあるようです。翌日に大切なお仕事などが控えている場合には、その12時間前にはお酒をやめておいたほうが無難なのかもしれませんね。